見られたくない自意識
みなさんは推しが出てる舞台を観るときにどこを観てますか?
わたしはわりと推しがステージ上にいる時は大勢の中の1人でただ立っているだけでも推しを注視しちゃうタイプの気持ち悪めのオタクなのだけれど、よく言われる「見られたい欲求」ってあるじゃないですか、わたしはあの逆で見られたくない、目が合ったらものすごく気まずくなってしまうタイプでした。
だって、自分に置き換えたら仕事中にめっちゃ熱視線送ってくるブスがいたらどうする?気持ち悪くない??うわーあのブスまたこっち見てるよって思わない??
その思考が自意識の塊だった。真面目に働けよ。
以前、推しの舞台を観に行って、公演後の面会のときに推しから「いたんだ〜?」って言われたことがあって、公演中にうわこれめっちゃ視線合ったんじゃん?って思っていた手前、あっれれ〜?あの目が合ったって思ったのは気のせいだったのか〜って自意識過剰をこじらせてすこぶる恥ずかしかったことがある。
演技に集中してたら客席なんて気にしないのか。あの目が合ったかも♡って感じたのはまったくの気のせいだったのか。
そりゃそうか、真剣に真面目にお芝居してるもんね。客席なんてカテコで漸くみる程度だよね。演技中は客席でリアコこじらせてるブスなんて目に入んないよね。
はい、解散!
なのでそれからは心置き無く推しをみてる。
主演の子が喋ってても推しをみてる。推しを応援するために、推しの演技をみるために劇場に来たんだから推しだけをみて何が悪い。
目が合っても気にせず見続けてる。推しにとっては視線の先にわたしがいようが信楽焼のたぬきがいようが何ら変わりないのだろうから。
まあこれはうちの推しの場合なので他の役者さんはもしかしたら演技に集中しながらも客席に誰々がいるって把握できちゃうハイスペックかもしれないけど多分そんなの少数だと思うよ。